どーも
相変わらずネオモバ含み損キングの
かちょーです😂
現状のネオモバの含み損は-14万円です💦
・・・全く関係ない話から入ってしまい、すみません。。。
今回の記事は以下の内容に関する記事です。
2020年9月29日
NTTは、NTTドコモを完全子会社とするためTOB(株式公開買付け)するというプレスリリースを出しました。これによりTOB成立後、NTTドコモは上場廃止となります。
9月下旬にこんなニュース飛び込んできました。折しもその時期は大手通信会社の株価が暴落中でした。
9月初旬に安倍さんが辞任を表明。菅内閣が9月16日に発足し、「大手携帯キャリアの料金を値下げする」と鼻息を荒くしていた菅首相のお陰で、携帯大手3社(KDDI、NTTドコモ、ソフトバンク)の株価が軒並み暴落中。「安定の通信株」を見事に打ち砕いている最中の出来事です。
そしてかちょーはというと、株価値下がりとなれば当然食いつくところ。KDDI、NTTドコモ、ソフトバンクの3社の単元未満株を、値下がり状況を見ながらネオモバでつまみ食いをし始めたところでした。
そしてTOBの発表。
「え?上場廃止?😧」
「ワイのドコモ株どーなってしまうのーーー!?😱」
こんな感じで恐れおののいた株式投資初心者の方が多かったのでは無いでしょうか。もちろんかちょーもその内の一人。その日の内にネオモバへ問い合わせして、今後の対応の仕方の概略を教示していただき、現時点でなんとかTOBの手続きが完了しようとしておりますので、旬が過ぎた話題ですが今回備忘録として記事を作成することにしました。
本記事では、ネオモバで保有の株がTOBの対象となった場合の、売却する手順がわかります。
ではどーぞ
TOBとは
まずTOB(株式公開買付け)とは、対象となる会社を買収する為の手段の一つであります。
詳細については、知見が少なく割愛させていただきますが
①友好的TOB
②敵対的TOB
の2種類があります。
今回のケースは①の友好的TOBであり、買収する側、される側の双方の同意の下に行われます。
買付価格
そしてその買付価格は、株式を買い集めることを確実に行うために、概ね市場での価格より上乗せされたプレミアム価格が設定されます。
ネオモバでのTOB銘柄はどうなる?
ネオモバでは、TOB発表の次営業日から監理銘柄となり、市場での売買が出来なくなります。
「上場廃止」というワードにビビッたのか、恥ずかしながらかちょーが9月29日朝一に取った行動は、「売却注文」でした😱 無知とは本当に恐ろしい。。。訳も分からず狼狽するとこうなります。投資初心者ここにあり、と言ったところでしょうか…😅
当のザラ場の方では価格上昇を見越した買いが殺到し、当日値付かずで引けとなっております。当然かちょーのネオモバでの売却注文も不成となっております。ヨカッタヨカッタ😆
今回のTOBの概要
今回のTOB(公開買付け)の概要は以下の通りです。
対象銘柄 :NTTドコモ【9437】
公開買付者 :日本電信電話株式会社
公開買付期間:2020.9.30~2020.11.16
公開買付価格:3,900円(40%上乗せ)
公開買付け人:三菱UFJモルガンスタンレー証券
買付け予定数:1,090,896,056株
公開買付結果:2020.11.18に通知
決済日 :2020.11.24
因みにかちょーのNTTドコモ株保有状況
🔴保有数 :21株
🔴平均取得単価:約2,800円
上記価格で買付け成立となれば、約23,000円の利益です。
イレギュラーながら、ネオモバでの1回の売却益としては最高値となります。
売却、現金化する3つの方法
ネオモバでの※単元未満株がTOBとなった場合は、以下の3つの売却方法があります。
(※単元株は、期間内であれば市場で売却出来ます)
①TOBに参加し売却する
②ネオモバから買取り請求する
③上場廃止まで保有、その後買取りされる
それぞれの特徴は以下となります。
①TOBに参加し売却
①~③の中では一番手間が掛かる方法です。まず買付け人である三菱UFJモルガンスタンレー証券に特定口座の開設が必要です。その他書面でしか手続きが出来ないため、ネオモバで1回、モルガンスタンレー証券で1回程度、口座開設とは別に、書類のやりとりが必要になります。
後ほど詳しく記します。
②ネオモバから買取り請求
ネオモバを通じ、その株の、信託銀行などの株主名簿管理人で買取り請求する方法で、買取り請求する為の書類手続きが必要です。
金額については、処理を実施した日の終値での買取りになり、又、別途550円の手数料が掛かります。
因みに2020年10月23日のNTTドコモの終値は3,889円/株であり、買付価格として設定されている3,900円より-11円安くなっております。別途550円差し引かれるので、実質11円✖保有株数に550円を加えた金額の実損となります。
③上場廃止まで保有継続
こちらは公開買付価格と同額で売却できます。
しかも手続き不要。
この方法が一番手間が掛からず、手数料も取られません。但し現金化するまで数ヶ月、遅ければ半年かかってしまうというデメリットがあります。
早く現金化したい方にとってはデメリットですが、保有株数が少ない方は、この方法でも良いかと思います。
かちょーもこの方法でも良かったのですが、IPO投資をする為に三菱UFJモルガンスタンレー証券の口座を有していたのと、【TOBに参加】という経験もしてみたかったので、今回①の【TOBに参加】を選択しました。
TOBに参加する手順
さて【TOBに参加】することを決めましたが、どういう行動をすれば良いのか。大きくは以下の3点です。
①買付け人である三菱UFJモルガンスタンレー証券の口座を開設する。
②ネオモバから三菱UFJモルガンスタンレー証券へNTTドコモの株を移管する。
③移管確認後、三菱UFJモルガンスタンレー証券にてTOBを申し込む
これだけです。
もう少し詳しく書きます。
(①のモルガンスタンレー証券の口座開設は省きます)
②ネオモバから三菱UFJモルガンスタンレー証券へNTTドコモの株を移管する。
1)ネオモバへ電話連絡し「移管依頼書」を請求する
2)郵送されてきた「移管依頼書」に必要事項を記入し、本人確認書類と共に返送
※この書類には、モルガンスタンレー口座の「加入者口座コード」「機構加入者コード」等の情報を記入する欄があるので、この時点でモルガンスタンレーの口座を保有していなければなりません。
書類返送後2~3日で、ネオモバ内で保有していたNTTドコモ株が消えます。
そしてモルガンスタンレーの口座を確認しますが、直ぐには反映されません。ここでも反映されるのに2~3日掛かりますのでちょっと焦ります・・・😓
ここまでで凡そ2週間くらいでしょうか。
(口座開設期間を除きます)
③移管確認後、三菱UFJモルガンスタンレー証券にてTOBを申し込む
3)NTTドコモ株がモルガンスタンレー口座に反映されたのを確認したら、モルガンスタンレー証券へ電話連絡し「公開買付け応募申込書」を請求します。
4)郵送されてきた「公開買付け応募申込書」に必要事項(氏名、住所、株数等)を記入し返送
これにて手続き完了!
あとは、11月18に買付け結果の通知が来るので確認するのと、11月24日が決済日になっているので、売却代金の入金を待つだけです。
行動するべき内容をおさらいします。
①ネオモバへTEL⇒書類請求
②移管書類の返送
③モルガンへTEL⇒書類請求
④TOB申込書の返送
簡単に書くとこんな所です😉
まとめ
今回は【TOBに参加】という投資初心者には少しハードルが高い内容でしたが、いかがでしたでしょうか。Twitterでも「これどうなるの?」「売り方が判らない」等のツイートが多く見受けられました。かちょー自身投資経験はまだまだ浅く、実際に経験しながら投資の世界を勉強している身でありますが、今回の事例は、投資の世界は奥が深い、と言うことを思い知らされた内容でしたね。ひょっとしたらまだ投資の世界の入り口にも立っていないのでは?とも思ってしまいます。
でもこれでいーんです。
出来ることをやる。
背伸びしない。
好奇心を持って積極的に!
こんなスタンスで構えていけば、いずれ道は開けていくものです。
今後も、このような経験を少しずつ得ながら一歩一歩進んで投資の世界を体験し、学び、出来れば実利を得ながら、投資初心者の方達に情報を発信出来たらと思っております。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
【めたるかちょー】でTwitterやってます。
気軽に絡んで下さいね~
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