どーも
めたるかちょーです。
今回は、株式市場における【空売り比率】に注目したいと思います。
投資初心者の方にはあまり聞き慣れないワードかもしれませんが、今回【空売り比率:50%】を超えてきたときの日経平均株価の値動きをまとめましたので宜しければ最後までご覧下さい。
今回の記事は、主にテクニカルトレードを主体とした短・中期のスイングトレーダー向けに書いているという事、長期投資家の方には殆ど関係ない事をお伝えしておくのと、あくまでエンタメ的に見ていただきたい事をお願いしておきます。
【空売り比率30%台】の後の日経平均株価はどうなる?
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【空売り比率】30%台は売りか?
当サイトは、特定の銘柄や投資手法を推奨していませんので、投資は自己責任でお願い致します。
空売り比率とは
まず「空売り比率」を簡単に説明すると ”現物売りと空売りをの合計した全ての売り注文のうち、何%が空売りによるものか” のことを示し、相場の過熱感を判断するテクニカル指標に用いられる場合もあります。
算出式は 空売り比率(%)=(信用売り注文の金額/売り注文の合計金額)×100
です。
つまり空売り比率が高ければ”空売りされすぎ”を示しており、空売りはいずれ買い戻さなければならないので将来の”買い圧力”が大きくなっていることを示しています。
本記事では、2022年における空売り比率が最も高い水準である【50%台】に達した時に、日経平均株価がどのように変化していったのかを可視化し記事にしています。
日経平均株価の空売り比率は以下のサイトで参照するのがお薦めです。
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空売り比率 日経平均比較チャート (nikkei225jp.com)
空売り比率が50%台の日
今回注目したのは「空売り比率が50%」に到達したときの日経平均株価であり、その後10日間の値動きをまとめてみました。
2022年1月以降では2023年1月21日現在では、50%を超えたのは表の通りで12回発生しています。
そしてその後10日間の日経平均株価を確認してみましたが、この表では分かり辛いので次の表で値幅を示していきます。
日経平均株価の値幅
「空売り比率50%超え」の日を起点としてどれほどの値幅があるのか表示し直しました。
赤字:プラス、青字:マイナス
【系列1】【系列5】では下落幅が大きくなっていますが、その他は特に8~10日後にはプラス方向であることがこの表から見て取れます。
グラフ化
次に前述した表をグラフにしてみました。
縦軸起点を【0】とした時の横軸の【11】が10日後の値幅です。
前表と同じ事を示しているので【系列1】【系列5】は10日後にはマイナスですが、他はトントンもしくはプラス域となっているのが鮮明になっています。
これくらいの勝率であれば【空売り比率50%超え】はロングポジション(買い目線)でいいと結論付けてこの記事を締めくくって良いのですが、チャートにプロットすると更に興味深い事が浮き彫りになりました。
チャートにプロット
更に前述した【空売り比率50%超え】の日を、2022年1月からの日経平均株価チャートにプロットしてみました。
【空売り比率50%超え】の近辺が底打ちポイントな場合もありますが、50%超え後しばらくヨコヨコしてから上昇に転じる場面もあります。こうしてみると2022年1月14日以外はほぼ上昇傾向にあることが見て取れます。偶然の出来事と言われればそうかも知れませんが、株価上昇前の局面で現れている回数が極端に多いのもまた事実ではあります。
空売り比率が50%を超えたらロング&ホールドでほぼ勝ち!
そして直近の12月29日、1月5日からは現在株価上昇中です。
チャートを見ても分かるのですが、一度上昇に転じた場合は少なくとも2週間、多ければ1ヶ月近くの上昇期間となる場合もあるので日経平均株価の上昇に期待が持てます。もちろん過去の傾向がそのまま当てはまることは無いとは思いますが、今のところ次のリスクイベントはFOMC(1月31日~2月1日)であり、そこまでにはまだ1週間以上あるのでリスクオフムードが広がるかも知れません。
1月23日以降の株価には要注目!
空売り比率50%超えは”買い”か?
これらのデータを睨んで結論を結ぶならば、【空売り比率50%超え】は【買い】との結論に達するのですが、未来の株価が上がるか下がるかは誰にも分かりません。この記事についても国際情勢、地政学リスク、米国債利回りやその他諸々の指標を参照しているわけではありませんし、そもそも冒頭に記載したとおりエンタメとして読んでいただくことをお願いしております。
なのでもし次に【空売り比率50%超え】が発生したときに、失ってもいい遊び金で(1570)日経レバような指数連動型の金融商品を1株ずつ買ってみても面白いかも知れません。
繰り返しになりますが、投資に関する最終判断は自身でしていただくようお願いします。
ではまた!
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