どーも
めたるかちょーです😄
今回は、株式投資においてあまり推奨されないナンピン買いについて、単元未満株を取り扱っているSBIネオモバイル証券(通称:ネオモバ)でのトレードと、単元株トレードとで実際にトレードした結果を比較し
ネオモバのナンピン買いの優位性
について検証し記事にしたいと思います。
では早速ですが、どーぞ
尚、当ブログでは特定の銘柄や投資方法を推奨していませんので、投資は自己責任でお願い致します。
銘柄は?
まず今回のトレード対象となったのは西松屋チェーン(7545)です。
アイフィス株予報のWEBサイトで業績を確認しましたが、パッと見好業績であることが窺えます。
少し短絡的ではありますが、好業績であれば下落チャートとなってもどこかで反発があるだろうという事を期待してエントリーしました。
チャート
では直近3ヶ月のチャートを見てみます。
時期的には夏枯れシーズン。日経平均も下げ基調でしたね。
買付けポイントからは株価は下落しており、ここでナンピン買いを随時実行していきました。
単元株はSBI証券、単元未満株ではネオモバでのトレードになりますが、チャートのポイントから同時期に買付けしています。
単元株(SBI証券)では100株からの買い付けです。
株価が下がってきたところで100株のナンピン買いを随時2回実行し、最終的には300株保有となりました。
ネオモバでは1株から買い付けし、2株や3株、10株や20株と様々ですがナンピン買いを実行しております。そして最終的には100株のナンピンを1回実行し300株保有となりました。
そして現在では、9月初頭の日経急反発に合わせて、西松屋チェーン(7545)の株価も反転上昇しているところとなっています。
さて買い始めが同時期で、最終的な株数も300株で同数。
この状況で、9月10日時点の平均取得単価と評価損益を比較してみます。
単元株(SBI証券)とネオモバを比較
左のスクショは単元トレードのSBI証券のアプリ画面で、右側がネオモバのアプリ画面です。
いずれも9月10日の終値時点でのスクショとなります。
黄色:平均取得単価
赤色:評価損益
となってます。
本来は300株同数保有の比較画面を貼り付けたかったのですが、実はネオモバでは100株だけ利益確定させてしまい、「200株」表記となっています。
(不完全なスクショとなってしまい申し訳ありません)
但し、買付けた株数の合計は共に300株であり、そこまでナンピン買いした結果が平均取得単価となっていることは事実です。
平均取得単価の差
それでは平均取得単価の方ですが、結果的に
⚫単元株 1,447円/株
🔴ネオモバ 1,402円/株
となり、単元株トレードに対してネオモバトレードの方が45円も多く平均取得単価を下げることが出来ました。パーセンテージでは3.2%でありこの差は大きいです。
評価損益の金額差
次に反発した時の含み益の違いです。
これについてもこのスクショ画面からも分かるように
⚫単元株 +3,300円 の含み益に対し
🔴ネオモバ +11,200円
平均取得単価に差があれば当然の結果ですが、圧倒的な含み益の差となって表れる結果となりました。
この2点の結果を以て単元株によるナンピン買いより、ネオモバのナンピン買いの方が優位と結論付けても良いのですが、もう少しナンピン買いの内容を分解していきたいと思います。
ナンピン買いの優位性は ネオモバ>単元株
上述した事実が物語っているように、平均取得単価を効率的に下げる事が出来れば、将来の利益に繋がる事は明白です。
逆の言い方をすれば、利益を得るため(利幅を取るため)には効率よく平均取得単価を下げれば良い、ということが言えるかと思います。
そこで次に単元未満株トレードのネオモバの優位性について記述したいと思います。
記述の前に答えを言ってしまいますが、それは ナンピン買いを分散して複数回 実施出来るところにあります。
ナンピン買いの回数
それでは実際トレードしたナンピン買いの回数を以下に示します。
単元株トレード
単元株のナンピン回数は、100株保有に100株のナンピン買いを2回実施。
このたった2回で300株に到達です。
結果 平均取得単価は1,447円 になりました。
ネオモバでのトレード
上記に対しネオモバのナンピン買い実績です。
購入期間 :6~9月
購入単位 :2株、3株、10株、20株など様々で最大100株
ナンピン回数:20回
これで300株に到達です。
結果は 平均取得単価は1,402円 となり、単元株トレードより45円も低くなりました。
ナンピン買いのポイント
ではもう一度チャートに戻りまして、ナンピン買いを実施したポイントを概略でプロットします。
単元株ではナンピン買い2回で資金的にギブアップです。
それ以上のナンピン買いは断念し、底打ちを待ち反発に期待するしか有りませんでした。
しかしネオモバでは同じ300株に達するまでに、20回に渡りナンピン買いを実施しています。
単元株、ネオモバ共に300株が最終保有株になるので、投入している資金に大きな差はありません。
しかし上のチャートにプロットした様に、同一資金量でもネオモバの方では株数を分散し、又時間を分散してナンピン買いをする事が可能となります。
ナンピン買いを複数回実施出来ると言うことは、それだけ平均取得単価を下げるチャンスが生まれるという事です。それは株価が更に下落していく中では、単元株でナンピンしたポイントより更に下値でナンピンすることが出来、平均取得単価の更なる減算に繋がるからです。
トレードの実践結果としては、単元株トレードよりネオモバトレードの方が平均取得単価の減算効果を高めながらナンピン買いを進めることが出来、更には株価が反転上昇した時の利益に繋がった、という事で
単元株トレードより、ネオモバトレードの方がナンピン買いの優位性が高い事
を実証することが出来ました。
まとめ
ナンピン買いをするに当たり、単元株トレードに比べ、ネオモバトレード(単元未満株)の方が優位であるポイントをまとめると以下の2点になります。
➊株数と時間を分散して買付けする事で、短中期で複数回にわたりナンピン買いが実行する事が出来る。
➋分散買付けする事で、下落中の株価に対しても平均取得単価をより効果的・効率的に減算する事が可能。
何より注目すべき点は、この2点を実践することにより利益に繋がる可能性が高めることが出来ると言う点です。
投資手法
では最後にオマケですが、前述したネオモバでのナンピン買いの優位性を活かした投資手法とその注意点について簡単に記載します。
(詳細に興味がある方はリンク記事を参照下さい)
コツを簡単に記載すると、1銘柄での株保有数が1株~50株という少ない保有数の間に、ナンピン買いでどれだけ平均取得単価を下げることが出来るかです。
ただし矢鱈にナンピンすれば良いって訳でもなく、平均取得単価ー現状株価=値差 の額にも寄りますし、ナンピンするタイミングにも寄ります。
10人居れば10通りの結果が出るとは思うのですが、日経の上げ相場に乗じて中々上手くいったかちょーの実践記録を参考までにどーぞ。
2020年のネオモバ勝敗記録
⇒【ネオモバでキャピタルゲイン】105勝21敗の戦績内訳を公開します
2021年のネオモバ勝敗記録
⇒【ネオモバでキャピタルゲイン】185勝 52敗の戦績内訳 一番儲かった銘柄は?
1年間のガチトレード記録です。
⇒【ネオモバ】は儲かる?ナンピン手法で1年間ガチトレードした結果
勿論これを実践するから必勝などと旨い話があるわけではなく、注意点もありますので以下をご確認下さい。
単元未満株のナンピン買いの注意点
保有が50株を過ぎたあたりからは、平均取得単価を下げる効果を得る為には10株、20株、同数の50株を購入していかなければなりません。
「無限ナンピンだ~」などといって100株保有の所に1株買い足したところで平均取得単価の減算効果は殆ど見込めません。ですので最終的には100株のナンピン買いをする羽目になります。
ネオモバの100株ナンピン買いは「清水の舞台から飛び降りる」(古)くらい意を決して行ういわば最終兵器であり、最大の窮地。これ以上株価が下落したらThe End💀 というやつです。
下落トレンドの銘柄が、そのまま数ヶ月下落続きなんてことも当たり前に起こる世界であり、高額の損切りになりかねない事態に発展する可能性もあるので注意が必要です。
売上げ低下、業績不振等の悪材料が出た場合は、更に株価が下落する可能性大なので速やかに損切りする事を心掛けて下さい。
ネオモバでのナンピントレードの失敗記事です。
⇒【ネオモバでキャピタルゲイン】ナンピン買いをしてはいけない4パターン
最後の最後です。
他の単元未満株証券は?
何でそこまでネオモバに拘っているの?という声が聞こえてきそうですが、やはりそれなりに他の証券会社より優れた点があり、自分のトレード方針と相性が良いからです。
優位なポイントを3点上げると
➊日本株の殆どの銘柄が取引可能
➋単元未満株取引では手数料が業界最安水準
➌約定タイミングが3回/日ある
こんなところでしょうか。
他の端株証券ではLINE証券や大和CONNECT、マネックス証券のワン株等がありますが、取引出来る銘柄数が限られていたり、売却手数料が高額であったりします。
LINE証券等はリアルタイムトレードが出来るのですが、会社勤めのかちょーにとってはそれさえメリットにはなっていません。ですので現状での単元未満株のトレードは
ネオモバ一択
となっています。
ネオモバのメリット・デメリットの記事はコチラ
⇒ネオモバのメリット・デメリット
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました😄
当ブログでは特定の銘柄や投資方法を推奨していませんので、投資は自己責任でお願い致します。
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